2009年3月2日月曜日

職人さんと道具(1)



ガーデンハウス・テラスの鉄平石乱張りを石張り職人・鮎沢さんがしています。大きな石を繊細に,かつ大胆に割って行く手際のいい作業に見とれてしまいま す。主な道具は,小さなハンマー「目切り」と持ち手の異常に短いハンマー「あて目切り」だけ。「目切り」(石の目を切る)の両端に付いている厚さと角度の 異なる刃を割りたい石の大きさに合せて使い分けます。「あて目切り」は,割りたい石の部位の裏側にあてておきます。つまり石を割る時は,石を2つの「目切 り」ではさむ形となります。「目切り」の刃には特殊な金属が埋め込まれていて,石を思い通りに割る事が出来る様に研がれています。しかし永年使用している 間に刃の形が変わってきます。そこで石の厚さや硬さに応じた「目切り」が出来上がります。写真(上):3種の「目切り」,大きな「目切り」は大きな石を大 きく割る時に使う,これが古くなれば「あて目切り」に代わる。小さな「目切り」が6本,それぞれ永年使い込まれて少しずつ大きさが変わっている。首の部分 が濡れているのは,金属が柄から抜け落ちないために使わない時は水を張ったバケツに漬けられているから(柄木が水を吸って膨張するため),首の短い「あて 目切り」(15cmくらい)(下):「目切り」と「石」の話しが始まれば止まらない。【2009/02/28】

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